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謎の音ゲー「レジェンヌ」について思う事 その5/『カーテンコール』の本科生の歌唱について

・謎の音ゲー「レジェンヌ」について思う事 その2/『カーテンコール』について - 試しにアニソンを聞いてみる。

 ↑以前書いた記事になります。

 

 常駐当時は予科生のみによる歌唱であったカーテンコールですが、10/25に本科生も合流という形になりました。当ブログでは妄想と独断と偏見によって本科生の歌唱解禁前から小さくレビューを出していたのですが、今回折角解禁となったわけですから、以下に本格的に感想をまとめてみようと思います。よろしくどうぞ。

 

・北咲彪凛

 非常に密度のあり艶やかな声質こえしつ (もうそろそろこのルビにもこだわる必要ないですかね……?)を生かした素直で聞きごたえのある楽曲に仕上がっていると思います。プレビュー版? では「小回りが利かないところがある」などと偉そうなことを書きましたが、聞く限りでは表現的にも窮屈さを感じさせず、粗のないどころかとても生き生きとした、あやりんのいいところが全て詰まったような仕上がりになっていると思います。

 ゆったりとリズムに乗っていてとても楽曲に広がりを感じるのですが、唯一残念な点があるとすると、最後のフレーズ(ウィンクして さようならのところ)で音をわずかに下に外している所でしょうか。まあ、まだ2回しか聞いていないので探せば粗はあるのかもしれませんが、それにしても素晴らしく密度のある声を伴った順当に素晴らしい(語彙力の欠如……)仕上がりだと思いますねー。

・建神百

 シンプルイズザベスト、とまで言うとまるで表現が無いかのようで御幣がありますが、丁寧で隙のない歌声の中に表現が多すぎも少なすぎもなく過不足なく含まれていて、頭の中で非常に整理のつきやすく癖のない歌になっていると思います。発声の特性を生かしたダイナミックな仕上がりもポイントですね。ただ、強いて言えば「無難すぎる」かなとは思いますねー。繰り返し聞くと、もっと個性のある歌い方も聞きたいなあという気がしてきます。プレビュー版で書いた通り、百千さんの歌はさり気なさ故の地味さみたいなものを曲によっては感じさせるのも事実で、その辺りはどう評価するか、難しいところなのだと思います。筆者は割とあっさり目の歌が好きなので、百千さんの歌唱は毎回とても興味深く聞いているのですが。。。。。。

・紗曲なな瀬

 聞く人によって大いに評価が分かれるところがあると思います。ファルセットと地声の出し入れ(喚声点の行き来)が非常に落ち着いていて、その上艶やかなファルセットを持っているので、ファルセットの箇所がやってくるたびに静かな感動を覚えます。ただ、確かに表現は非常に歌によく現れていて、歌い手の多彩さを感じさせるところがあると思うのですが、個人的には装飾が過剰という評価もあり得るかなー? という印象も抱きました。プレビュー版ではカーテンコールは比較的「窮屈な曲」には該当しない自由さがあるとしましたが、七瀬さんの歌い方の引き出しの多さをまとめ切ろうとすると、やはりどこか少し窮屈さを感じないでもないです。ただそれを、多彩で個性のある聞きどころのある歌ととらえるか、忙しい歌ととらえるかは本当に聞き手次第だと思います。

 個性VSバランスの戦いというのは結構よくあることで、筆者の場合は最初はあっさりとした歌唱をよく感じることが多いのですが、聞き込んでいくと次第に個性の方に比重が移っていく傾向にあります(プロの歌い手さんや指導者さん、プロデューサーさんやエンジニアさん、評論家さんなどの熟練した鑑識眼を持つ歌を聞くプロの方であれば事情は違うと思うのですが、多分筆者のような未完成な耳を持つ聞き手の人の多くは同じ現象を抱えているのではないでしょうか)。なので、七瀬さんのカーテンコールも恐らくは聞きこんでいくうちに納得が得られ、素直に物語や構想を理解できるときがやって来るのだと思います。現に今回は時間の都合で2回しか聞くことが出来ませんでしたが、一度目と二度目でがらりと感想が変わりました(1度目は凄く解釈の難しい曲だなーと思っていたのですが、2度目はすっと頭の中に入って来てくれて素直に聞くことが出来ました。聞けば聞くほど色々な情報が入って来る歌唱なので、三度目以降はまた違った印象を受けることでしょう)

 

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(エクセは出来ましたけど、これはパフェは無理でしょーねー……)

 そんなわけで、事前に書いたプレビュー版については、正しくも間違ってもなかったかな……? ぐらいの認識でいます。特にあやりんの出来の良さにはびっくりでしたね。あんなにいいものが来るとは全く想定していなかったです。反省……しかし、(こんなことを言うと予科生の方々に失礼かもしれませんが、)やっぱり本科生の方々の歌唱は、文字通りレギュレーションが違うなという感じがしますね。ポップスの世界がSUPER GTだとすると、本科生の方々の歌唱はまるでF1みたいな感じです。(筆者も特にモータースポーツに詳しいわけではありませんが、GTF1というと、走りへの特化具合がこれぐらい違います)

 それにしても、Sが遠い楽曲ですねー……これは公開中にSまで伸ばせるかどうかというところになりそうです。それでは、今回はこんなところで。

 

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