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千葉市の成人誌の扱いに関して、ミニストップと熊谷市長の共同会見について思ったこと

※シルバーリンク、ガルパンと来て以来ですね。またしても久しぶりに全く音楽と関係のないことを呟きます。

 

 この件に関しては僕はツイッターをやっている限りでは断片的な情報しか仕入れることが出来なかったのですが、どうも流れを追ってみると、

・今年2月に千葉市が市の税金で、コンビニエンスストアにて売買される成人誌の表紙の一部に不透明のフィルムを巻いて、表紙の一部を隠す試験的な取り組みを行うことを発表。

・今年6月にセブンイレブンが打診を断るなど、非協力的な姿勢が目立つ中で……

・イオン系列のミニストップはこの打診に便乗し店舗から成人誌コーナーの撤去を発表、それにつられて熊谷市長は共同会見を開く。

 という、かなり謎めいた展開になっていたようです。

 

 なにが謎めいているかというと、

①ミニストップが成人誌の取り扱いをやめた理由がいまいち釈然としない

 イオンはこれを行政側の協力要請を受けての措置だとしているのですが、別にそこまでのことは誰からも求められていないわけであり(千葉市の要請はあくまで表紙の一部を隠すという「試験」に対する「協力」に過ぎなかったわけです)、強いて論理的に解釈するならこれは千葉市の要請を口実にした自主的な「規制もしくは経営戦略」であると考えざるを得ません。然るにこの時点でこの話には若干の飛躍があるわけです。

②論理的には行政による作為が認められないにも関わらず、何故熊谷市長は共同会見を行うに至ったのか、よくわからない

 市長自身はこの件に関して、「自主規制である」とツイッターの公式アカウント上で明言しています。では何故ミニストップが行った単なる自主規制が、あたかも行政的な措置であるかのように共同会見を伴わなければならないのかという新たな謎が浮かび上がって来ることと思います。仮にミニストップの成人誌市場からの撤退が自主規制もしくは経営戦略上の行為なのだとすると、千葉市には何の権限があって共同会見など開く理由があるのかということになります。さりとて、イオンが主張するように、この件が行政の作為によるものであるとするには、千葉市の「試験」への「参加打診」という挙動は明らかに足りていないものと思われます。要するに、

・何故ミニストップは自身の自主規制もしくは経営戦略を行政の判断としたのか?

・何故熊谷市長は、ミニストップの単なる自主規制もしくは経営判断に対して行政の権限として対応したのか?

という二点が明確にならない、簡単に言えば筋の通らない話であるわけですね。

 

 この不明確な話の流れを唯一正当化できるストーリーは、

「千葉市は本当は成人誌の撤去もしくはそれに準ずる措置をコンビニエンスストアの実店舗に取らせたかった(が、法律上明確な権限なくそれを行うことが出来なかった)ために、代替措置として試験という形で表紙の一部に包装紙を巻く試みを行ったが、ミニストップがその不純な動機に便乗して成人誌の取り扱いを停止することを発表したため、千葉市としては当初の目的を遂行することが出来、自身の目的を達成したことに関して記者会見を開いた」

 ということになるのではないかと思います。というか、それ以外にこの意味不明な出来事に関して解釈の余地があるでしょうか?

 

 個人的にはコンビニの実店舗に成人誌を置くことには賛成も反対もしません。コンビニでそのような本を買ったことがなく、必要性も分からない一方で、積極的に排除すべき理由も思い浮かばないのです。そして今回の話は、表現の自由の皮をかぶった、行政の逸脱に関する問題なのではないのかと、個人的には思うわけですね。だって一企業がやったことを、さも自分がやったかのように行政が主張していたら、それは大変なことですから。それに付随して、行政の所作を口実にした企業のやり口の問題も併存しているわけですが、個人的にはそのことに関しては、そういう企業もあるんだなあぐらいの感想しか抱きません。だって、所詮は一企業のしたことですから。