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紅白歌合戦2016の個人的な注目点と雑感

 ガッキーとキスをしたことで一躍話題になった星野源は今やだれもが認める歌手ですが、去年の紅白は言い方は悪いかもしれませんがまるで俳優さんのようなステージだったと思います。紅白というのは基本的には生が原則のステージなので、外部中継などの一部のアーティストを除けばその歌手の実力が最も分かりやすいイベントの一つであり、誰であれどんな失敗をしたりどんな失態を見せるかわからない場でもあります。

 

 個人的に例年注目しているのは嵐、sexy zone、西野カナ、石川さゆりあたりのアーティストです。嵐とsexy zoneは他のポップスの歌手が軒並み崩れる中毎年録音なんじゃないかと思うほど安定したクオリティの歌を仕上げてくるので、演歌歌手を除けば少し浮いた存在になっていると感じます。今年も安定した音源を紅白の場に供給してほしい。西野カナは実力派と呼ばれることが少ないわりには毎回地味に難しい歌を決定的な破綻を防いで辛うじて歌いこなすのでいつも応援しながら見ています。石川さゆりは単純に歌が上手いです。演歌特有のこぶしの効いたような歌いまわしが少ない点も個人的にはうれしいところで、演歌に興味のない人もぜひとも興味をもって聞いてもらいたいなと勝手に思っています。

 

 去年になって出て来たアーティストの中では注目は冒頭で述べた星野源と三山ひろしです。三山ひろしは非常に技量のある歌を見せて普通に紅白定着もあり得るのではないかと思わせるような雰囲気を持ったステージを披露しました。星野源は、今年こそ本領発揮と行ってほしいところです。

 

 最近登場したアーティストという意味では椎名林檎とE-girlsも良い活躍を見せていると思います。特に椎名林檎は独特の存在感のある歌手なのでこれからの紅白の顔になるかもしれません。難曲NIPPONを披露した年はやや破綻しかけていました向きもありましたが、それ以外の年は丁寧な歌を個性的に歌い上げていてとても見どころがあると感じます。

 

 今年初出場のアーティストの中では話題性の点ではkinki kidsとRADWIMPSと宇多田ヒカルが目立っていると思います。kinki kidsは死んでいるか真っ当な仕上がりのものが出てくるかどちらかだと踏んでいるのでどっちに転ぶかある意味期待していますが、まあグループなのでソロの歌手がよくやってしまうタイプの聞き苦しさはない歌が来るだろうとは思います。RADWIMPSに関しては大崩れすることがない曲を歌うグループなので個人的にはそんなに心配はしていません。寧ろ結構いい線行くんじゃないでしょうか。

 

 nhkが無難に上手い枠として期待している(と個人的に思っている)miwaは今年はどんな歌を披露してくれるでしょうか。初出場時は完全に息の切れた歌を歌っていましたが、去年は非常に技術がありパワフルな歌でステージを飾りました。紅白においては珍しい毎回安定したクオリティの歌を歌うポップスのグループであるいきものがかりの歌にもそれなりに期待しています。

 

 なんにせよ紅白というのは駄目で当然の舞台なので、歌手の失敗のような実力のような何かを目にしたとしても、そういうものなんだなあと思いながら聞くのが鉄則かなあと思います。きりが悪いですが今回はこんなところで。