試しにアニソンを聞いてみる。

ボーカルの視点から音楽を聞いてみる。ころあずとへごちんを間違えるとか言うあってはならないミスがありました。ご迷惑をおかけしましたm(_ _)m/ページ下部でカウンター稼働中。たまに見てみて下さい/・歌手の話まとめ→https://goo.gl/VN63Wb/コンテンツの使用などに関して問題があれば撤去しますのでお伝え下さい。ご連絡はhttps://twitter.com/yfyamvまで

歌手の話 Wake Up, Girls!(少女交響曲、素顔でKISS ME、スキノスキルなど)

※記事が小さくまとまってしまったので、後日加筆しておくかもです。

 このグループは今までの発展の過程において変わった経緯を持っている。グループ名と同名のアニメ Wake Up, Girls! に登場し、その後独自のタイアップを獲得するなどして独立した音楽グループとなった。そんな彼女たちの歌声には中々に存在感があり、バランス感、パワー(一般に受け入れられるかは微妙だが、個人的には歌はパワー! を信条に楽曲を聞いているので、このワードを好んで使っている)共によくあるキャラものとして以上の出来栄えの良さを誇る楽曲が多々存在している。

 

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(Wake Up, Girls! / 少女交響曲)

 

 アイドル系音楽ユニットには必ず(と言っていいほど)、キャラとして楽曲を盛り立てる役と、歌で音楽を引っ張る役が楽曲の中に併存しているが、歌を聞く限りでは、Wake Up, Girls! の場合皆が歌で音楽を引っ張る役割を担える程度の歌の力を持っていることが最大の特徴でもある。その中でも林田藍里や岡本未夕、片山実波は作られた声の存在感が非常に明確で、とてもアニメ系アイドル音楽ユニットらしい性格を持った歌い手だと思う。対称的に自由に歌わせればある程度の発声的な正しさを持つであろう熱唱型の七瀬佳乃と島田真夢は、声に底力を感じる面と少し声が埋もれがちな面を同時に感じる(CDに収まっている音源だとどうしても皆声を作る傾向が強いので直前に上げた二人は個性を感じにくいし、声優らしさという点で声質こえしつ に他のメンバーのような特徴があるとは言い難いものがある分地味に聞こえるが、ライブ風音源では特に7 Girls Warや少女交響曲、タチアガレ! のCメロソロパートなどその二人が力強さを発揮する場面も多々有ったりして中々興味深い)。

 

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(素顔でKISS ME)

  インスト的に凝ったものが多いのもこのグループの特徴だと思う。音楽はMONACAが担当しており、メロディアスでありながら聞けば聞くほど発見があり楽しくなるような渋い楽曲が多い。素顔でKISS MEはWake Up, Girls! 名義の楽曲の中では個人的にお気に入りの楽曲で、裏で唸るベース音や三連符のリズム、リズミカルな歌詞が一際楽曲の個性を増長している。

 

 

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(スキノスキル)

 スキノスキルは『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』のタイアップ楽曲であり、その辺りが意識されてかどことなく民族音楽的情緒漂う楽曲に仕上がっていることと思う。(少し話は逸れるが)具体的には楽器であり3拍子でありというところだと思うのだが、楽器の方はともかく3拍子がファンタジーっぽいという印象が果たしてどこから来ているのか筆者の中では今一定かではない部分がある。(古くから伝わる欧州辺りの民俗音楽の影響なのかもしれないし、あるいはもしかしたらアトリエシリーズ辺りから来ているただの印象に過ぎない可能性も否定できない)それはともかく、Aメロ後半から入って来るバスのポリリズム的な(厳密には3拍子を3連符として再解釈した上で、3連符x4拍子を4分音符x3拍子に更に置き換えた上で4分の強拍上にバスが載っている、と筆者は考えたわけであるが、果たしてこれが正しいかあまり自信がないので有識者の見解を待ちたい)要素が3拍子と言うJPOPにとって見慣れない拍子への違和感を薄くしているであろうことは着目に値するし、サビでもちゃっかり同じ音が同じ役割を担っていてリズム的に楽曲の魅力が一層引き立てられている。歌唱的には作った声が埋もれづらい楽器構成の中で各々の歌い手がわりかし自由度をもって歌っており、アイドル音楽的な部分とアニソン的な部分を上手に跨いだ楽曲になっている。

 

 社会現象を巻き起こしたともいわれるμ'sやAqoursと比べると波及力の点ではどうしても及ばないと思われるWake Up, Girls! だが、音楽(特にアニメソング)を聞く者としてはどうしても見過ごせない存在感を持っている。それは作編曲から来る部分も勿論のこと、歌唱の技術から来る部分も大きく、声優と歌手という二足のわらじを履くことになりどうしても歌唱の方がわりを食いがちな部分があるアニメ系アイドルグループの歌い手としては貴重な、「歌えるメンバー」的存在であることは確かだろう。

 

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歌手の話 坂本真綾(buddy、幸せについて私が知っている5つの方法、トライアングラーなど) - 試しにアニソンを聞いてみる。

(とりあえず小松未可子→ここ→坂本真綾にしておきました)

アイカツフレンズ! 第1~2話を見た感想。

(※)記事内部で明日香ミライと神城カレン(ラブミーティアの二人)の中の人を勘違いするとか言うあってはならないミスが明らかになりましたので、修正いたしました。(本当はしばらく間違いを残しておくつもりでしたが、それだと誰のためにもならないと思い、今回は手早く修正させていただきました……)信用して読んでくださっている読者の皆様、本当にご迷惑をおかけしましたm(_ _)m

 

「ベストフレンズで……フレンズ界のダイアモンド……?」

「口の中に広がる完熟トマトの爽やかな甘みと、濃厚なチーズの絶妙なハーモニー! これはまさに、サンドウィッチ界のダイアモンドね!」

 この辺りのセリフがこの後どう使われていくのか、ちょっと期待ですね。

 

 まず目に留まったのは可愛らしい作画でしょうか。ゆめちゃんを2年間見続けてきたせいで(失礼)あいねちゃんとみおちゃんの等身の高さとか可愛らしい顔だちに思わずしこれそうになってしまいましたし(失礼)、最初に森の中で出会った、あの印象的なお立会いのシーンなどでは、みおちゃんがタチであいねちゃんがネコでピッタリなんじゃないかと思えました(失礼)

 あとは微妙にエロかった変身シーンがエロさの欠片もない感じになってて、ちょっとした衝撃を受けました。

 

 ただ、可愛いには可愛いで全然オッケーなんですけど、歌を聞くと既に出てきた3曲で田所・大橋組と松永・衣吹ちゃん組の間に、個々人の馬力とか組み合わせの良さとかで結構歴然とした差を感じてしまって、ちょっと先行き不安感を個人的には覚えていたりもします。この先埋めていけるんだろうかと……。(まあ別に埋まらなくてもいいんですけど)

 松永さん、木戸ちゃんとも声優さんと思えばかなり上手いと思いますし、二曲ともがアニソンらしい、表現云々というよりは形になるか勝負のポップスだったのに対して、Believe itが割とR&Bっぽい、形に出来て当たり前、その先の表現が問われるような楽曲だったのも、聞き心地に大きな差が生まれて来るところに関係あるかもですけど、とりあえず力の差は感じましたね。

 穿った見方をすれば、Believe itは実は音源化の過程で弄りやすいタイプの楽曲でもあるので、その辺りラブミーティアの二人がよく聞こえる現象に影響ないと言えば嘘になると思います。気になるのは、非常に地に足の着いた歌唱を見せるへごちんに対して、若干抜くような発声で歌っているころあずです。何はともあれ、まだ3曲しか出てきてない(ようつべ公式チャンネルの歌を含めても5曲ぐらい?)わけですし、早く新しい曲が聞きたい思いで一杯です。

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 後は、これ以外に感じたことを少しだけ。アイカツ無印、スターズ共に、歌唱はAikatsu☆Stars!もしくはSTAR☆ANISおよびりささんの担当でした。とても丁寧な歌唱が多くて確かに聞きごたえはあったんですが、同時にアイドルさんと歌手さんの間を跨ぐような歌唱が聞けたらよかったなーと密かに思っていました。その壁を跨ぎかねないと個人的に思っていたのが、みほさんの真昼ちゃんななせさんのリリィだったのですが……なかなかそう簡単にはいかないものですね。勿論上手な歌唱だったとは思いますが、中々歌手のような技術、そして先天的なものが根拠になった馬力、存在感には及ばない部分があったのも事実じゃないかなと思います。

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 ところが、アイカツフレンズ! のラブミーティアの大橋彩香さんと田所あずささんは、しょっぱなから見事に声優さんと歌手さんの間の境界を跨いで見せました。(田所あずささんはこの歌唱に関していえば微妙に声優さんと歌手さんの間をうろうろしているような印象ですが、過去の個人名義の音源も併せて聞くと多分わざと抜いて歌っているような面がかなりあると思います。それよりも、大橋彩香さんはかなり歌手さんというか、歌の畑を経由してきた歌い手さん側の方に突き抜けた歌唱をBelieve it、アイデンティティ共に披露していたと思います)(※)やはり世の中には、(言い方はアレかもしれませんが)無数の属性がある中でも、声優さんらしい歌唱、アイドルさんらしい歌唱、そして、それに対する歌手さんらしい歌唱というものは確実に存在していて、その、声優さんが声優さんと歌手さんの境界を跨ぐ瞬間が最高にエキサイティングなんですよね。今までアニソン聞いててよかったーとなるわけです(?)

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 まあそんなこんなで、果たして木戸ちゃんと松永さんは声優さんと歌手さんの間の「境界」を跨ぐことが出来るのか? というのが個人的な注目ポイントでしょうか。当然それ自体容易ならざることですし、最後までそこの壁を跨げない可能性だって大いにあると思いますが、一先ずその辺りがストーリーを構成する上で大きな課題になるんじゃないかなーと勝手に思っていますし、何より私はそのことに最大の興味があります。今後どうした楽曲が出て来るのか、とても楽しみですね。それでは今回はこんなところで。